Profile:Ayako Katsuno

日本メディカルハーブ協会認定ハーバルセラピスト
科学的、体系的な知識に基づいて、メディカルハーブと精油の有用性を理解し、季節や体調の変化に応じた健やかでホリスティックなライフスタイルを提案できる専門家です。 思春期にホルモンバランスを崩し心身ともに不調な日々を過ごした過去の経験と、「これから先ずっと楽しく美味しくご飯とお酒を楽しみたい」という未来への思いから、メディカルハーブを研究しています。
メディカルハーブとの出会い
メディカルハーブと出会ったのは30代前半。お仕事で、ドイツのメディカルハーブブランドのマーケティングを担当させていただいたのがきっかけです。
妊娠中や授乳中といった女性の身体がとてもナイーブなときに、嗜好品としても体調ケアの一環としても日常に取り入れられるメディカルハーブティーを知りました。
そしてドイツでは、メディカルハーブが当たり前のように日常に取り入れられていて、ハーブティーで日々の体調管理をしたり、ちょっとした不調は病院に行かず緑の薬箱と呼ばれる常備ハーブで対処することがあるということを知りました。
事実、メディカルハーブの商品ラインナップには、PMSや思春期、更年期などのホルモンバランスの乱れ対策や花粉症対策、風邪対策、あかちゃんケアなど、さまざまなお悩みをケアするハーブティーや精油、スキンケア商品がありました。
日本でもメディカルハーブを日常に取り入れることで、不調や病気の予防や、ホルモンバランスのゆらぎをケアできるならば願ったり叶ったりと、とても興味を持ったのです。
実は高校生のとき、ホルモンバランスを崩し、情緒不安定になったり、体重が増減したり、生理が止まったりし、勉強どころか学校生活自体がままならなかった経験があります。親のせいでも自分のせいでも、誰のせいでもないホルモンの影響でつらい経験をしました。これから年齢を重ねていくうえで、同じような体調変化が起きるかもしれません。
そして今、わたしは何より食べることとお酒を飲むことが大好きです。これから先ずっと楽しく美味しくご飯とお酒を楽しみたいと思っています。
人がホルモンバランスの変化による身体の変化とうまく付き合えるように、いつまでも食事とお酒を楽しめるように、薬に頼らず肝臓をはじめとしたケアができるように、そんな思いから、メディカルハーブの日常への取り入れ方を研究しています。